自転車、安全運転対策を強化 悪質運転に講習

 6月1日から改正道路交通法が施行され、自転車の安全運転への対策が強化される。3年以内に2回以上の違反行為があった場合、有料の安全講習の受講が義務づけられる。中高生を含む14歳以上のすべての人が対象となる。

 改正は自転車利用者の増加とそれに伴う事故や違反の多発を受けたもの。信号無視や一時不停止、ブレーキがなかったり壊れたままの自転車の運転、酒酔いなどの危険行為が対象となる。

 違反者に義務づけられる自転車運転者講習は3時間で受講料は5700円。公安委員会の受講命令に従わない場合、5万円以下の罰金が課される。県警によると、講習会場は現時点で前橋市の総合交通センター1カ所のみの予定だ。

 自転車の違反行為に対してはこれまでも加害事故を含む悪質なケースは刑事処分の対象になる交通切符(赤切符)、比較的軽微な違反には「自転車警告」で対応してきた。桐生署によると、管内では昨年1年間で9689件、今年は1月から4月末までで2213件の警告を行った。

 同署交通課は「自転車の需要は増えており、高校生は右側通行なども多い。制度ができたことでこれまで違反していた人が考え、改めてくれるだけでも事故は減ると思う」と話している。

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