心強い産科医増、桐生出身・内田さん、たかのす診療所に着任

 桐生市川内町二丁目のたかのす診療所(山口典利院長)に5月から、産科婦人科専門医の内田加奈子さん(39)=みどり市大間々町=が常勤医師として着任した。地域の産科医院の減少で医師個々の負担が不安視される中、心強い増員だ。子育て中の女性ならではの経験を生かし、地域で活躍していく。

 内田さんは桐生市出身。桐生女子高校を卒業後、北里大学医学部へ進学し、卒業後は大学病院に勤務。出産・育児を機に、足利赤十字病院などで非常勤医師として務め、たかのす診療所では4年ほど前から、当直や土曜日の外来を担当してきた。

 出産を経験し、現在2人の子どもを育てる母親でもある内田さん。「医師として女性としても患者さんの相談にのって、いい出産ができるように」と笑顔を見せた。

 同診療所は、婦人科、内科、小児科などの診療も行っており、地域の“かかりつけ医”としての役割も大きい。山口院長(54)は、医師2人体制になったことで「突然の往診にも対応できるようになり、診療の幅が広がった。技術的にもより安全な医療を提供できる」と話している。

 また、同診療所では4月から助産師を1人増やしており、診療体制の充実をはかっていく。

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