障害者の就労支援カフェ人気、笑顔で接客、進む相互理解

 障害者の就労支援を行っているあざ美会(みどり市笠懸町鹿、永塚義一理事長)がオープンした「カフェランチ」(太田市山之神町)が地域住民たちの間で静かな人気を集めている。同会の就労支援施設の出張所として運営し、利用者たちが接客などに挑戦。地域住民と利用者が笑顔を交わし、互いへの理解を深める場としての役割を果たしている。

 カフェランチは、同会が運営する多機能型就労支援施設エコーの事業の一環として今年10月15日にオープンした。昼食時には毎日20人ほどが来店し、なごやかに、ゆったりと食事を楽しんでいる。

 エコーの利用者たちは日頃から職業訓練に励んでいるが、地域住民などと接する機会はごくわずか。同会では接客を通じてさまざまな人とふれあい、一般企業に就労する際に重要なコミュニケーション能力アップに役立てようとカフェ運営を考案した。

 エコーの就労支援員・萩原悟さんは「利用者が社会とつながりを持ち、慣れることができる場所になれば」とカフェの運営に意気込む。近隣で菜園を営む高齢者らと連携した農産物販売なども構想しており、地域住民と障害者が結びつき、互いの理解を深める場として発展を目指していく。

 営業時間は午前11時~午後4時。ランチタイムは午前11時~午後2時。ランチセットはやきそば、日替わり、卵ぶっかけの3種類で全て500円。定休日は土・日曜日、祝日。問い合わせはカフェランチ(電080・6568・0081)へ。

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