2万平方メートルどう使う? 広沢水源地跡地

 桐生市水道局は21日、広沢水源地跡地(同市広沢町四丁目)の公有地約2万2500平方メートル(水道用地・一部宅地)について、用途を限定せずに民間から事業提案を公募して売却すると発表した。人口減少克服という課題に向けて、市街地に残る広大な土地を有効活用するのが狙い。市水道局は「住宅や学校、病院、福祉施設、一定規模以下の店舗など、地域活性化に熱意をもつ事業者に応募してほしい」と呼び掛けている。

 広沢水源地は1959年に稼働し、広沢町四~七丁目の約1万人に水道水を供給。元宿浄水場からの配水が可能となった2000年以降は渇水時の非常用水源となり、12年に用途廃止された。

 広沢公民館と市営住宅間ノ島団地に挟まれた市街地にあり、国道50号からも近く面積も広いため、市水道局は人口減克服や地域活性化に役立ち、給水収益増につながる処分方法を検討していた。

 売却方法は企画提案型一般競争入札。参加業者が活用策の企画提案と価格提案を行い、企画提案の審査を通過した業者間で価格提案を比較。最も高額な価格(最低価格以上)提案者を採用する。

 最低価格は3億3291万円。市水道局は用途を限定しないが、第1種住居地域のため、建てられるのは住宅や学校、病院、3000平方メートル以下の店舗や事務所、環境影響の小さいごく小規模な工場など。

 応募要領は22日から市水道局総務課や市ホームページで配布し、来年2月16~26日に申し込みを受け付ける。3月中旬に企画提案を、4月上旬に価格提案をそれぞれ審査して業者選定する。

 問い合わせは市役所新館2階の水道局総務課(電0277・46・1111、内線323)へ。

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