創立100周年の樹徳、桐生織とコラボ

 樹徳高校(野口秀樹校長)が創立100周年記念事業の一環で、卒業生に贈る記念品を桐生織で製作した。男子にはネクタイ、女子にはスカーフでいずれもシルク。郷土の基幹産業を生かした同校として初めての試みだ。3年生347人の卒業に合わせて全員に手渡されることになっている。

 同校の卒業記念品はこれまで印鑑だったが、100周年の節目に野口校長が「ぜひ桐生織で」と自ら発案。産地の技術を活用したものづくりを手掛けるベンチャー企業の「i4(アイフォー)」(桐生インキュベーションオフィス内、石橋進代表)に依頼して実現した。

 ネクタイとスカーフのいずれもスクールカラーの紫紺を基調に、2014年に制定した校章の新ロゴマークのデザインを取り入れた。樹徳のイメージカラーの緑と組み合わせたレジメンタル柄のネクタイは、ロゴの中核を成す通称「JTKマーク」を地紋にあしらい、小剣にさりげなく校章を配した。スカーフはピンクを加え、ファッション性を意識したプリント柄で仕上げた。

 校内で29日に正式発表を予定。同校は「もともと裁縫女学校が前身で今も家庭科コースがある。基幹産業が少しでも活性化するのは私たちの願い。地元の本物でいい記念品が準備できました」と喜ぶ。

 また、周年に合わせて女子の制服も14年に刷新されたのに伴い、79年にわたり親しまれた旧セーラー服も現3年生で最後となる。

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