重伝建に案内表示板、あすから本格設置へ

 桐生市はあす7日から、桐生新町重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)内の主要な建物13カ所に案内表示板を本格的に設置し、重伝建全体と建物別解説の2種類の案内カードを配布する。表示板やカードには外国人観光客向けに、QRコードを使って説明内容を多言語で行うサービスも始める。“桐生三大市”が開かれる第1土曜日に合わせたもので、実際の建物を見学しながら、重伝建の歴史を知ってもらうのが狙いだ。

 重伝建の建物一つ一つの歴史的、文化的価値を、外国人を含めた多くの来訪者に知ってもらおうと、市が2015年度の県の補助事業を活用して実施した。

 案内表示板は高さ約1・1メートルで、横45センチ、縦33センチの黒い鉄板に、建物の名称入りの白い樹脂板を付けたもの。文化財指定の建物を中心に13カ所に設置する。

 カードは、重伝建全体を紹介するはがき大二つ折りと、個々の建物を解説するはがき大の2種類。案内表示板に磁石で止め、来訪者が自由に持ち帰れるようにする。

 表示板やカードにはQRコードなどを付けており、スマートフォンなどの携帯端末で同コードを読み込めば、英語や中国語、韓国語に自動翻訳して説明する。

 案内表示板は可動式のため、市の依頼を受けて建物所有者らが設置や撤去を行う。

 あす7日は重伝建周辺で、20周年を迎えた買場紗綾市、桐生天満宮古民具骨董市、桐生楽市の“桐生三大市”が開かれる予定で、多くの来訪者に重伝建の魅力をPRする。

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