電子商取引学ぶ「楽天IT学校」、桐生西高でスタート

 県立桐生西高校(中澤則行校長)で18日、電子商取引を学ぶ「楽天IT学校」がスタートした。インターネットショッピングモール「楽天市場」事業企画部スタッフと、同市場の人気ショップ経営者が講師をつとめ、3年生23人が1年間8回の授業でネット販売までを体験する。

 時間や場所を選ばず運営できるネットショップのノウハウを学ぶことで、起業家精神を育成し、地域の活性化に貢献しようと楽天(本社東京都世田谷区)が2008年から実施しているIT学校。今年度は全国67校が参加、各校代表のプレゼンテーション大会「楽天IT学校甲子園」が来年1月に東京で開催される。

 参加校は商業高校が主だが、普通高校の桐西では商業科教諭が担当する課題研究で実施。就職する生徒が40%を超え地元志向も強いため、選択科目の幅を広げて実践的に学ぶ機会を増やしている。

 初めての授業は楽天の中分舞さんと、楽天市場のショップで前橋市で実店舗を経営する「バケーション」の松原初美さんが講師をつとめた。楽天市場には4万4千店舗が出店しており、中分さんは「何を売るかより、どう売るか」「欲しくないを、欲しいに変えるには」「商品価値の伝え方」「ものの先にあるハッピーを売る」などとノウハウを開示。高校生たちのやる気を引き出した。

 松原さんは「インターネットショップの経営は女性男性関係なく、地方でもできる。8年前から出て、売り上げはいいです」。生徒たちは今後マーケティングの基礎やページ接客を学び、店舗を訪問、商品企画・立案して販売ページを作成。期間限定で自社ページに入れて販売する。

 受講した狩野椋さんは「将来に役立つと思う。楽しいです」。野球部員でもあり「甲子園に出られるようがんばります」と笑顔で話した。

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