交流から「共同学習」へ深化、合奏で心通わす

 同年代の生徒どうし、ともに音楽を楽しみ、相互理解を深めようと、県立渡良瀬養護学校高等部の生徒全員と、桐生市立商業高校吹奏楽部とが9日、共同学習を行った。「来ていただき」「聞かせてもらう」という交流から一歩進んで、「いっしょに練習し、曲をつくりあげ演奏する」共同学習へと深まってきた両校合同の時間で、「風になりたい」を合奏した。

 今年度は群馬県吹奏楽コンクールで金賞、マーチングコンテスト銀賞の成績をおさめた桐商吹奏楽部(顧問・金井由樹教諭)。47人が「桐商を代表して来ました」と、演奏を披露。渡良瀬養護側も和太鼓グルーブが「上州」などを演奏、交歓した。

 共同学習に移っては自己紹介ゲームで打ち解け、「風になりたい」をラテンリズム、タンバリン、ボディーパーカッションの3パートで練習。十分な時間をとって生徒たちが心を通わせた。

 仕上げは全体での合奏。体育館いっぱいに3パート合わせたリズミカルな響きと動きが広がった。そして最後は全員で一つの輪を描いて「花は咲く」を合唱。桐商生がハーモニーを用意すれば、渡良瀬は手話表現を取り入れ、桐商の生徒たちはまねをしながら、共に笑顔で歌声を響かせた。

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