認知症カフェ、続々オープン

 認知症の人やその家族、地域住民、専門職などが交流する「認知症カフェ」の登録事業がスタートした桐生市で、続々と認知症カフェがオープンしている。事業開始の11月に登録のあった2カ所に引き続き、新たに6カ所が登録された。認知症の人たちを地域ぐるみで支えるため、患者本人との交流を通して病気への理解を深めてゆく場となる。

 認知症カフェは、認知症の人や介護をしている家族、地域住民、専門職など誰でも参加でき、自由に会話を楽しんだり情報交換したりする場所。認知症の人の仲間づくりや生きがい発見につなげ、症状悪化の予防を図る。また、カフェでの交流を通してさまざまな立場の人に認知症への理解を深めてもらい、認知症の人が暮らしやすい地域づくりを目的としている。

 市内で開かれる認知症カフェをより多くの人に知ってもらおうと始まった登録事業。第1号となる「仲町カフェ」(桐生市仲町一丁目)を皮切りに、来年1月中までにオープンする8カ所が登録。26日現在で登録済みの認知症カフェは、仲町カフェ(仲町一丁目)、オアフカフェ(新里町新川)、プライマリーカフェ(本町六丁目)、広沢カフェ(広沢町二丁目)、青姫カフェうてな(相生町一丁目、相生町五丁目)、ひだまりカフェ(広沢町三丁目)、グリーンカフェ(相生町三丁目)。

 市内7の認知症カフェが介護事業所主体で開設されているなか、17日にオープニングイベントを行った桜木公民館向かいの「広沢カフェ」は、高藤加代子さん(65)が個人でスタートしたもの。9年間民生委員を務めた経験を生かし、介護福祉士や保育士などの有資格者とともに、ボランティア活動として開設。来年1月10日から本格始動し、毎週火・木曜日午後1時~同3時に実施する。

 桐生市で登録された認知症カフェは市ホームページに掲載されている。認知症カフェに登録できるのは活動に理解と熱意のある個人または団体で、介護・福祉事業所、医療機関、NPO法人、ボランティア団体、住民団体など。問い合わせは市長寿支援課(電0277・46・1111内線588)へ。

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