桐生が岡動物園の子ライオン、愛称決まる

 桐生が岡動物園で7月に誕生したライオン3頭の愛称が決定した。4023の応募から、織物文化が息づく桐生市にちなんで、雄は「オリト」、雌2頭は「シルク」と「つむぎ」。すくすくと順調に成長し、元気に遊んだり母親の「ライラ」に甘えたりと、かわいらしい姿で来園者の人気を集めている。

簡単の奥深さ

 お菓子作りを久々にしようかということになり、とはいえ、凝った品に挑戦する気力には欠けたので、さあ何を作ろうかと思案した結果、選んだのが「チョコバナナ」。祭りの露店で売られている、あの定番だ▼むいたバナナにチョコレートをかけるだけだから、何の工夫も要らず、チョコさえ溶かせば楽勝だろうと高をくくって作業に入ったら、存外難しかった。適当に割った板チョコをボウルに放り込み、湯煎したが、底の部分が焼きついたようにへばりつき、どうにもうまくいかない▼結局きちんと溶けず、市販のチョコレートソースを継ぎ足したりして無理矢理液化させて続けたものの、何とも不格好な仕上がりに。調べると、チョコレートの成分は高温になり過ぎると変質するため、湯煎も熱湯ではなく50度程度が適当で、板チョコも細かく砕いて溶けやすくしておかねばいけないと分かった▼手順を学んで再挑戦すると、今度は上手にできた。バナナは反っているから飾りのチョコスプレーをきれいにまぶすのも割と大変。身がやわらかいので作業に手間取ると刺した割りばしが突き抜けて崩れる。簡単にみえる中に意外な奥深さがあると実感した。チョコバナナは侮れなかった。(

来年度は市立全幼稚園でも サイエンスドクター事業

 桐生市教育委員会が群馬大学理工学部と連携して、大学院生を各中学校に派遣するサイエンスドクター事業。5年目に入って成果が出ていることから、来年度には市立幼稚園にも派遣する計画で、28日、試行の授業が西幼稚園(籾山まり子園長)で実施された。フランス製ロボット「ナオくん」2台と園児の前に立ったのは鹿貫悠多さん(30)。サイエンスドクターを1年目から務めており、現在は理工学部助教、西幼稚園の大先輩でもある。園児向けに独自の教材を用意して興味を引き出し、考えることを楽しませていた。

桐女高茶華道部・華道班が「花の甲子園」で全国2位

 県立桐生女子高校茶華道部・華道班のチームが「Ikenobo花の甲子園」(池坊華道会主催)の全国大会で見事、2位に当たる「優秀校」に輝いた。

ほんのりと

 えびす講も終わったこのごろは、すっきり晴れた青空よりも薄曇りの方が、寒さがやわらいで、過ごしやすい。落ちきらない紅葉で、山々はもやの向こうにほんのりと赤く、目にも穏やか、冬の始まり▼何日か前、インターネットで見た紅葉の風景写真。大手新聞社のカメラマンによるものだと思うが、思わず「うわあ」と声を出しかかった。目にも鮮やかな紅葉、深い緑、青い渓流。文字にすると秋たけなわの絶景だが、その声は、逆の意味から出かかった言葉。「どぎつい」▼必要以上に赤い紅葉、それを強調するために必要以上に鮮やかな常緑樹、赤と緑のバランスが悪いせいで草津の湯釜のような強酸性を思わせる青白い川。こうなると、もう「作品」だな、と▼その昔、写真は「事実を写すもの」だった。昨今、デジタルデータになって、簡単に加工ができるようになり、簡単に“だませる”ようにもなった。写真が事実ではなくなった▼「インスタ映え」という言葉に代表されるように、見た目重視の傾向が強くなっている。行き着くところ、何でも極端。0か1かの二進法、それがデジタルの世界▼0と1の間には、よくよく見れば無限がある。その機微が楽しい。ほの赤いふるさとの山々に思った。(