もうすぐ1000日

 桐生警察署管内(桐生、みどり両市)の高齢者(65歳以上)の交通死亡事故ゼロの連続日数がきのう6日で970日になった。最後の死亡事故は2014年12月10日で、管内の最長記録を更新中だ▼これまでも節目になるたびに触れているが、県内や全国的にみて交通事故死の半分以上は高齢者が占めている状況からして、この記録は奇跡と言っても過言ではない。当地の新たな誇るべき記録とも言える▼ところで、管内の交通事故死者はおととし、昨年と統計史上最少の2人にとどまり、今年は今のところ1人となっている。数年前までは考えられなかった少なさだ。残念ながら昨年12月から続いていた管内のゼロ記録は7月9日に境野町で発生した二輪転倒事故で途切れてしまったが、みどり市内は継続中で、あさって9日で240日になる。それもこれも高齢者の死亡事故が2年8カ月もないことが大きな要因と言えよう▼高齢者のゼロ記録はあと1カ月でいよいよ1000日に達する。ここまできたらぜひ達成してほしいし、さらにその先には丸3年達成という大記録も見えてくる。どちらさまも一日一日、「安全は小さな注意の積み重ね」を実践していってほしい。(

桐生八木節まつり、盛り上がりはこれから本番

 4日開幕した桐生八木節まつり。真夏日こそ記録したものの、ときおり雨の落ちる空模様に、人の出足はいまひとつ。「まつりだまつりだ桐生のまつりだ」と、初日から気勢を上げた八木節の踊り手たちも、「見物人は多いが、踊りの盛り上がりはまだまだこれから」と、最終日に向けた一層の活気と熱気に期待を寄せた。また、桐生祇園祭で第259年番町を務める桐生市本町二丁目町会では夜、115年前の巨大屋台をライトアップ。集まった人びとの前で、ゆったりとした神楽が奉納されると、厳かな気配がかいわいを包んだ。まつりは6日まで続く。

「きれいなまつり」へ着実に、ごみ回収で新たな試み

 50万人を超える人出でにぎわう桐生八木節まつり。来場者の増加とともに膨らむのがごみの問題だ。飲食のごみについては従来、持ち帰りが推奨されているが、ごみを片付けてまつりを楽しみたいというのが人の心情。今年、本町通りや末広町通りを歩いてみると、ごみを回収するための新しい試みに気が付く。

プールの思い出

 きのう4日付5面に載った桐生市小学校水泳記録会の記事を見て思い出した。四十数年前、小学生だったころ。「ああ、自分もこんな大会に出たことがあったなあ」と。長く忘れていた記憶の引き出しからいくつかの場面が浮かび上がった▼桐生ではない。生まれ育った土地の小学校。昭和40年代後半。大会は、ふだん泳いだことのない大きなプール。50メートルプールだったか、とにかく小学校の「25メートル」よりも大きく感じられた。中央が深く、自分には足が届かなかった▼平泳ぎか背泳ぎで出たのではと思う。自由形ではもっと早い子がいたし、バタフライはできなかったから。上位を争うようなスピードを持っていたわけではないので、記録はもちろん、どうに泳いだのかもほとんど覚えていない。ただ「出た」というくらい。大会用に「人数合わせで加えられたメンバーの一人」だったのかもしれない▼大会前の練習が学校のプールで何日間かあった。学校代表としてそれに参加するのは少し誇らしかった。記録を伸ばそうという健全な思いからではない。「周囲から一目置かれたい」。そんな見えを張っていた幼いころの記憶。いま思い出すと、恥ずかしく、ほろ苦い。(

熱気のバトン桐生へ、八木節まつり開幕

 第54回桐生八木節まつりが4日、桐生市の中心街で開幕した。正午の気温は29・1度(前橋地方気象台調べ)と、猛暑だった昨年より4度も低く、しのぎやすい天気に。それでも祭りの到来で桐生の夏はぐっと熱気を帯びる。4日午前には第30回全日本八木節競演大会の予選がスタート。会場の桐生市市民文化会館小ホールでは、八木節の音頭取り日本一を目指し、76人の愛好家が自慢ののどを披露した。