「食品ロス」減 2年目の成果、調査通じ意識の変化実感

 本来食べられるはずの食品を廃棄する「食品ロス」を減らそうと、桐生市第15区生活学校が2年目の調査に挑み、その成果をまとめた。12世帯が挑戦した結果は、食べ残しの量こそ全国平均を上回ったが、直接廃棄は大幅に下回る結果に。それ以上に「冷蔵庫をチェックして買い物をするくせがついた」「冷蔵庫の中身が減り、開閉時間が短くなった」と、2年目の取り組みに意識の変化を実感している。

女性でにぎわう

 東京では数日前にサクラの開花宣言があり、花粉はつらいけどいい季節になってきた▼お隣の足利市では3月上旬から足利市立美術館で開かれている国重要文化財の刀「山姥切国広」の展示に「刀剣女子」や人気ゲーム「刀剣乱舞―ONLINE」ファンの20~30代を中心とした女性が全国から殺到。休日には入場制限がかかるほどの人気ぶり。主催の市も予想以上と驚く▼合わせて、まちなかを回遊してもらおうとスタンプラリーを実施したり、飲食店を中心とした協力店が同展に合わせた独自メニューを提供。行列ができる店もあり、連日「お祭りのよう」(関係者の話)。オリジナルのポストカードがもらえるスタンプラリーが好評で、ラリーポイントを回る女性でまちなかがにぎわう。加えて、この女性たちけっこうな量のお土産を買っていく。なので、まちなかにも自然と笑顔が増える▼取材のため女性たちに話しかけるのだが、心得たもので提言も含めてこちらが欲しいコメントをきちんとくれる。どれを使用しようかと迷うほどのハイレベル。開始から3週間もたつとリピーターもあり、コメントも変わるので、こちらも聞いてて楽しい。足利は〝満開〟状態だ。(

「シェアリングエコノミー」、積田さん「伝道師」に

 インターネット上のサービスを通じ、部屋や駐車場などの空間や衣服など、さまざまな遊休資産を共有し合う「シェアリングエコノミー」を地方に広めるため、内閣官房が「シェアリングエコノミー伝道師」を任命した。第1弾の5人の一人に、桐生市出身の積田有平さん(42)が選ばれた。

新「みどり市ブランド」認証式、厳選25品で再出発

 みどり市内で製造される優れた地場産品に市がお墨付きを与える「みどり市ブランド」の認証式が23日、市役所大間々庁舎で開かれ、食品19、工芸品6の計25品が新たな同ブランド商品として正式に認められた。

観察と確認

 毎月最終土曜の本紙に連載している「折々の鳥たち」の案内役である竹内寛さんから、日本野鳥の会群馬の会報をいただいた。3・4月号の特集はオオバンとバン。とりわけオオバンは最近、群馬県内への飛来数の増加が顕著で、会報でも竹内さんが阿左美沼での詳細な観察記録を紹介している▼琵琶湖のある滋賀県では以前からオオバンの県内越冬数を調べているが、その数はこの10年で4倍以上になったという。そういえば阿左美沼でもオオバンを見かける機会が増えたと感じてはいたが、竹内さんのまとめの中に裏付けとなる数値が示されており、感覚は間違っていなかったのだと納得がいく▼事実が確認できたらそこに新たな問いが生まれる。飛来するオオバンがなぜ、これほど増えたのか。オオバンはおもに中国の南部などで越冬するが、そこで冬を越しにくい理由が生じているのではないか。湿地のある開けた水面が失われているのか、えさとなる水草や昆虫が減ったのか▼「おやっ」と思ったら足を止め、じっくり観察してみる。事実が確認できたなら、その理由についても考えてみる。環境の変化に敏感な、小さな生き物の行動にこそ、学ぶべきものがある。忘れたくない心構えだ。(