桐一、初の全国出場ならず 高校ラグビー県決勝

 第97回全国高校ラグビー県大会の決勝が11日午前、前橋市の県立敷島公園サッカーラグビー場で行われ、桐生第一が7―44で明和県央に完敗し、全国大会初出場はならなかった。2003年の樹徳以来14年ぶりとなる桐生勢の全国大会出場に期待が高まったが、来年以降に持ち越しとなった。

14年前の忘れ物

 あのときと同じ興奮が、試合前の会場を包む。王者に食らいつく挑戦者。「歴史を変える」という意気込み。体をぶつけ合う競技ゆえの緊張感…。全国高校ラグビー県大会決勝で、明和県央に挑む桐生第一の姿を、祈るような思いで撮影し続けた▼「あのとき」とは今から14年前、2003年の同大会決勝戦。19連覇を狙う王者の東農大二に、全国初出場を目指す樹徳が挑んだ。4度もリードが入れ替わる激戦の末、樹徳が終了間際に逆転トライを挙げ、桐生勢46年ぶりの全国出場を決めた▼待ちに待ったノーサイドの瞬間。こぶしを突き上げて雄たけびを上げ、喜びを爆発させた桐生っ子たち。18年続いた農二の連覇に終止符を打ち、桐生勢の新たな歴史を刻んだ彼らの雄姿は、今でもくっきりと脳裏に焼き付いている▼そして、きょうの決勝戦。桐一はまだ経験不足だったのか、初の全国大会には届かなかった。桐一フィフティーンの多くは、地元ラグビースクールでの活躍を、幼いころから見てきた子ばかり。全国大会の同行取材を夢見ていたのだが…▼14年前の心残りは、別の取材で全国大会の同行取材がかなわなかったこと。来年こそ彼らが念願を果たしてくれると信じている。(

みどり市商工会、合併記念で初の「商工フェス」

 みどり市商工会(関口好一会長)は11、12の両日、同市大間々町のはねたき広場で「商工フェスティバル」を開く。旧大間々町、東町の2商工会合併で発足した同市商工会の合併記念イベントとして、両町の商工業の魅力をアピール。人気タレントによる大食い大会「フードファイト」やキャラクターショーなど多彩な催しを展開する。

桐一、初の全国へあと1勝、全国高校ラグビー県大会

 第97回全国高校ラグビー県大会の決勝があす11日午前10時半から前橋市の県立敷島公園サッカー・ラグビー場で行われ、初の全国大会出場を目指す桐生第一が、今季県大会2冠の明和県央と対戦する。元ラグビー日本代表の霜村誠一監督就任3年目となる桐一は、地元出身者を中心にFW、バックスともに実力派ぞろい。2003年の樹徳以来14年ぶりとなる桐生勢の全国大会出場に期待がかかる。

伝える形

 22回目の桐生ファッションウイークが5日閉幕した。有鄰館は当地のものづくりの今を伝える場に特化し、手持ちの技術を生かした新たな視点での取り組みを発信した▼来場者がものづくりの一端を味わえる企画も多く、見るだけでなく体感することで、作り手との距離感や理解も深まったのではないだろうか▼刺しゅう業の笠盛が催したクリスマス用の装飾作りは特に秀逸で、糸からこだわり製作されたアクセサリーの部材を自由に使って仕上げるのが楽しく、贅沢なひとときだった▼その同社の展示で、数カ所にさりげなくあって目に留まったのが「仲間募集」の表示。デザイナーの片倉洋一さんは、仕事の中身を見て知ってもらい、本当に興味のある人に来てもらいたいのだと狙いを語ってくれた▼ナイスアイデアだ。中小企業の人材不足は深刻だが、製造業であれば手掛ける製品を直接見せることは、自社の仕事を伝えるのに大変役立つだろう。情熱と魂を込めて作られたものには、それ自体に説得力がある▼テーブルといす、紙の展示物で構成されたブースよりもはるかに分かりやすい。展示会のような形の就職説明会があってもいいはずだ。(