元国鉄職員の土谷さん、45年前の写真で優秀賞

 山形県米沢市と新潟県村上市を結ぶJR米坂線の全線開通80周年を記念したフォトコンテストで、みどり市笠懸町阿左美の土谷芳治さん(73)の作品「追憶1」が2等にあたる優秀賞を受賞した。いまから45年前の改札口の何気ない風景を焼きつけた写真が「力のある1枚」(講評)と高い評価を受けた。

いのちの春

 まだ醒めやらぬ寝床に届く、ウグイスの声。うまくなったねえと思うのはもう、うつつに戻されているということ。新しい春の、花ばなと芽吹きの、またよみがえったいのちの、放出、共鳴、交響。寒夜も生きて生き延びて、朝はまた来た。目覚めるのだ▼美しい「花」がある。「花」の美しさといふものはない―。そんな託宣が降りてきて、見つめたのは菜の花だ。前夜、一把みな茹でてしまわずに、救出して花器にさしておいた一本だ。セロハンに固く包まれてスーパーの棚に置かれていたものだから、茎は曲がってしまっていた。一晩たってもまだ曲がったままだった▼その日は、いけばな草月流群馬支部の研究会を取材したのだった。黒いゴムを巻き付けられたカラーや、コルクシートにはさまれたドラセナ、葉をむかれた雲龍柳などがクールな造形と化して、素人目にも、とても新鮮だった。いったん死んだ花が、別の命としてよみがえったと見えた▼菜の花の小さな黄色がかわいくて、葉に抱え込まれた蕾も可憐。茹でられたものたちはもう、わたしのからだの一部になってしまっただろう。取り返しのつかないことを日々折々にして、それと気づかずに、生きながらえている。(

いつか誰かの役に立つ

 今週末に開催される二つのイベントの役割について考えてみたい。一つは足尾で開かれる春の植樹デー。もう一つは群馬大学桐生キャンパスで開かれるアースデイin桐生である。

難病と向き合い絵手紙で感謝を 笠懸町の小島さん

 みどり市笠懸町鹿の小島マサ子さん(69)が心を込めて描いた色鉛筆の絵手紙作品が5月17日まで、美原記念病院(伊勢崎市)のギャラリーで展示されている。難病・筋萎縮性側索硬化症(ALS)で手を動かすことも困難な小島さんだが、1枚ずつ丹精した絵手紙を友人や家族に贈っており、展示作品はその一部。「いろんな人からの助けを絵手紙でお返ししているの。描けるうちに、生きているうちにできるだけ感謝を伝えたい」と朗らかに笑った。

踊る女性に指す男性、間ノ島・広寿会に将棋クラブ

 桐生市広沢町の間ノ島第一町会の老人クラブ・広寿会(星野泰祐会長)が14日、将棋クラブ(鍋谷紀夫部長)を発足し、広沢町間ノ島第一町会集会所で初めての活動を楽しんだ。活動日は月に2回、同会の女性たちが同集会所で踊りを楽しむクラブと同じ開催日。それぞれの活動を満喫しながら、地域に暮らす高齢者らがゆるやかにつながり、交流を深めていく。