選定5周年で来月“まつり” 桐生新町重伝建群保存地区

 桐生市本町一・二丁目と天満宮地区が桐生新町重要伝統的建造物群保存地区に選定されて5周年。住民にも観光客にも魅力あるまちづくりを目指すNPO本一・本二まちづくりの会(森壽作理事長)が、有鄰館で記念の“重伝建”まつりを開催する。7月15、16日に「買場紗綾(さや)市特別編」として桐生の繊維製品や食品など40店が参加しての販売会を実施。まちめぐりスタンプラリーや講演会など盛りだくさんの内容で5周年を祝う。

桐大生、桐生市議と討論会 「情報発信 工夫して」

 桐生市議会(森山享大議長)は23日、桐生大学(岡安勲学長)の学生とまちづくりをテーマに語り合う討論会を、みどり市笠懸町阿左美の同大で開いた。学生たちは桐生地域の長所や短所、政治への思いなどを率直に語る一方、若い人に対する情報発信のあり方について工夫を求める意見が相次いだ。

研ぎの効能

 刃物の店で取材をした後、砥石を一つ購入した。店主から研ぎ方を教わる。砥石に水分を含ませ、利き腕の右手で柄を持ち、刃を45度傾けて研ぐ。右手でコントロールし、左手は刃の上に添えるだけ▼均等に研いだら、包丁を裏返し、今度は刃を90度の角度で当てて研ぐ。刃を立てれば先端が丸みを帯びてしまい、切れ味が出ない。薄い角度でできるだけ丁寧に、一定のリズムを刻む▼そんな模範演技を脳裏に焼き付け、持ち帰った砥石で再現してみる。しばらく研いでいると、刃の表面にこまやかな線がうっすらと刻まれ、銀色の輝きがよみがえってくる。二つの面を研ぎ終え、夏野菜に刃を当てる▼トマトの表面にすうっと刃が入り、きれいな断面があらわれた。カットするたびに、暮らしの中で抱えていたストレスが浄化されていくようで心地がいい。包丁の切れ味ひとつでこんなに気分が変わるものかと驚いた▼店主によれば、預かった包丁は、粗削りから仕上げの磨きまで、6段階もの工程を踏んで研ぎ込むのだという。こちらはわずか1工程。しっかり仕上げたいのならプロに頼むのが一番だが、自分で磨くのもまた楽しい。ものへの愛着を深めつつ、きょうも夏野菜をいただく。(

来館者 広く全国から、桐生歴史文化資料館

 桐生新町重要伝統的建造物群保存地区に2015年4月に開館した桐生歴史文化資料館(本町二丁目、矢野園南)に、関東地方を中心に北海道から沖縄まで、全国から来館者があることがわかった。同館運営委員会の調べで、天満宮古民具骨董(こっとう)市などが開かれる毎月第1土曜日と、5月の大型連休、11月のファッションウイーク期間が中心で、16年度は前年度より来館者が増えた。「重伝建地区での長期的な来場者調査は当館だけ。その動向を知り、対応の一助になれば」と運営委員会。また「桐生にこだわった企画展を続けていきたい」としている。

どれにしようかなあ? ひもかわ新メニュー試作会

 ひもかわを使った新メニューの開発に挑戦中の桐生麺類商組合(大川順司組合長)は22日、試作会を開いた。これまでの会議で出し合った候補の中から、選んだレシピを実際に調理して試食。感想を出し合った。その結果を基に今後、提供するメニューの絞り込みに入る。