着物姿でのほほん列車たび、桐生でもまち歩き

 着物でまち歩きを楽しむJR両毛線沿線6市の観光イベント「両毛線沿線のほほん列車たび」と連動した着付けの特別プログラムが14、15の両日、桐生市で行われた。参加者たちは着物姿で各所をめぐり、まちの雰囲気を味わった。

中心と辺境

 時間が不規則な仕事ゆえ、テレビの連続ドラマはなかなか見続けることができない。各局の見逃し配信サービスは便利だが、あくまで補完。新ドラマが続々始まる中、「これだけは何としても」という番組をまだ見いだせずにいる▼しかし、ドラマは見られなくても、ドラマ評を載せているブログはよくチェックしている。文章の面白い人、脚本や演出にまで踏み込んだ分析をする人もおり、最近ではドラマの内容よりも「この人はどう見ているのか」に興味関心が移ってきた▼時には否定的な声ばかりを読み続けることも。たとえ自分もつまらないと感じたドラマでも、建設的な意見であったとしても、続いて読むと精神的にこたえるものだ▼9月で終了したNHKの朝の連続テレビ小説「ひよっこ」。記者お気に入りのブログの多くは後半批判の声が強まっていったが、実生活では「面白かった」「泣いてしまった」という声をよく聞いた▼だれもが発信者となれるインターネットの世界。さまざまな壁を越え、同じ思いを抱く人と出会う喜びがある一方で、自分と異なる意見はつい視界の外に置きたくなる▼しかし、自分と異なる意見に目をふさいでしまっては、世界は狭まるばかりだ。(

3氏とも「無償化」言及、子育て・教育─3候補の政策比較

 衆院選(22日投開票)で群馬2区に立候補している自民党前職の井野俊郎(37)、共産党新人の長谷田直之(61)、希望の党公認で前職の石関貴史(45)の3候補に桐生タイムス社が行った政策アンケート。後半は、国政の重要課題になっている「働き方改革」や、人口減克服に向けた「地方創生」の処方箋、子育て・教育政策、そして北朝鮮への対応について、それぞれ主張を聞いた。

21日に創立20周年記念式典、FT桐生推進協

 ファッションタウン(FT)桐生推進協議会(会長=山口正夫桐生商工会議所会頭)が1997年の創立から20周年を迎えた。桐生商工会議所会館ケービックホールで21日、記念式典を開くほか、記念事業としてマフラーとストールのショーを催す。

耳を傾ける

 映画「パターソン」(ジム・ジャームッシュ監督)は、米国の古い産業都市・パターソンで暮らすバスの運転手・パターソン氏の1週間を綴った物語▼毎朝、同じ時間に目を覚まし、朝食をすませ、バスの営業所までの道を歩く。お決まりのルートに沿って街を周回。滝の見える公園のベンチで妻の弁当を食べる。定刻に帰宅して夕食を済ませたら、愛犬の散歩に出掛ける。途中、バーに立ち寄って1杯のビールを楽しむ。そんなささやかな日常が繰り返される▼新聞に載るような事件は起こらない。おまけにパターソン氏は寡黙である。居合わせた人の声に耳を傾け、自分を取り巻く外界のかすかな変化を静かに観察する。そうして、いつも持ち歩いているノートに詩を書きとめてゆく。彼の生み出す詩や見る風景を通じて観客はパターソンの町を感じ、そこで暮らす人に触れる▼繰り返される暮らし中で押しつぶされた感情が復元してくる。不思議な感覚である。翻って、衆院選で候補者が吐き出す声は大きく、言葉は遠い。一方的な主張からは、あなたと対話がしたいんだという気持ちが見えない。静かに耳を傾けず、対話を重ねない、力まかせの政治が続いている。それを示すような選挙戦の印象だ。(