フェアリーエイド北村真理奈さん一日署長に

 県警の年末特別警戒が11日スタートした。桐生署(服部文雄署長)は同日、桐生市ゆかりの声優、北村真理奈さん(23)を一日署長に委嘱するとともに、防犯ボランティア団体と連携して防犯パトロールや広報啓発活動を実施し、犯罪の未然防止と住民の防犯意識の高揚に努めた。

苦手だからこそ

 「自分は運転がうまくないんで…」。達人が漏らした一言に耳を疑う。安全運転のこつを聞こうと、質問したときの意外な答え。もちろん謙遜もあるだろう。が、うつむき加減でつぶやく表情に、それだけではない何かを感じた▼トラック運転手として約48年、400万キロ以上走りながら無事故無違反で、今年度の国土交通大臣表彰を受けた東群運送の松村信雄さん(73)=桐生市川内町=。十数年前に一度だけ、非番の日に自家用車で進入禁止違反をしたことがある。そう打ち明けた直後に冒頭の言葉を続けた。自らに言い聞かせるような口ぶりだった▼商店街を担当していたころ、足しげく通っていた店がある。親子ほど年の離れた和菓子屋のおかみさん。さりげない心づかいに温かみを覚えた。親しくなって接客の極意を聞くと、「実は接客が苦手で…」と意外な答えに驚く▼元看護師。「家業を手伝わせない」との約束で店主と結婚したはずが、結局その約束は反故にされて店に出ることになったと笑う。苦手意識を持ちながら数十年、よりよい接客を模索し続けた▼「苦手だからこそ、心を込めてやる」。その姿勢を持ち続けることの大切さを、2人の達人から教わった気がした。(

ワクチン足りる? インフル流行期も品薄続く

 12月に入り流行期を迎えたインフルエンザだが、医療機関では予防接種のワクチンが品薄の状態が続いている。桐生・みどり両市では高齢者を対象にした予防接種の助成期間を来年1月31日まで延長することを決めた。「12月に入って入荷は進んでいるが、まだ少ない印象」と桐生市医師会で感染症担当の金子浩章理事。「高齢者に限らず、接種を検討している人は、まずかかりつけ医に相談を」と話している。

町の魅力、描いて伝える あすまで有鄰館で絵画展

 桐生ユネスコ協会(北川紘一郎会長)の創立70周年記念事業で、桐生タイムス社が共催する「絵で伝えよう! わたしの町のたからもの」絵画展が9日、桐生市本町二丁目の有鄰館煉瓦蔵で始まった。展示は10日まで(午前10時~午後5時)、入場無料。

うんざり

 遅い昼食をとろうと飲食店に入ると、たいていワイドショーといわれる番組が流れている。ほれたのはれたの暴力だのこれでもかこれでもかと伝えて、うんざりである▼最近の主力である大相撲の暴力問題。この報道の行き着くところ、結論は「どんな理由であれ、暴力はいけない」だろう。そして「ではなぜ、暴力を振るったのか。どうすれば再発を防げるのか」だろう▼相撲部屋の前でカメラ抱えて脚立の上に座って待って、本気でこの大テーマにたどり着くと思っているのかな。テレビカメラの前で「たった今、協会の理事たちがやってきました」なんて血相変えたリポートに、意味があるのかな▼暴力にしても不倫にしても、そりゃあよくないと思う人が多いのかもしれないが、よくないことだと思ったら、自分はしない、身内にもさせないよう教育すればいい。正義だからといって、それを振りかざして、寄ってたかって糾弾することが正義ってものなのかね▼一方で不倫だの暴力だの、映画やドラマでは人気のコンテンツだったりする。フィクションだから、かもしれないが、興味はあるのだろう。興味はあるけれど、実際にやったら自分に直接関係なかろうが容赦なく追い詰める。すごいな。(