市側に450万円支払い命令 新里町女児自殺訴訟・判決

 桐生市立新里東小6年だった上村明子さん=当時(12)=が2010年に自殺したのは学校でのいじめが原因だとして、両親が同市と県に3200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日午前、前橋地裁で言い渡された。原道子裁判長は、明子さんが継続的な悪口などのいじめを受けていたと認めた上で、「学校や両親に孤立感や絶望感、無力感を訴えようとして突発的に自死を図った」と指摘。いじめに対する慰謝料として、市側に計450万円の支払いを命じた。

3年の歳月

 東日本大震災から3年の節目。桐生地区の災害支援ボランティアや僧侶たちが、今年もまた、震災で大津波の被害に遭った宮城県の南三陸町などを訪れた。命を落とした方々の供養とともに、これまで交流を深めてきた人たちと顔を合わせること自体、大きな目的でもある▼同町歌津地区の仮設住宅で暮らす人たちに、大間々北小の児童が書いた手紙や、要望を受けていた布草履づくりで使う木綿生地を手渡すと、場の空気がなごんだと、訪れたメンバーから聞いた。被災から3年、仮住まいの状態がいつまで続くのか、不安を抱える人びとにとって、ささやかながら手ごたえのある希望だ▼3年のうちに、住民の考え方も変わる。町では今、防潮堤の建設を急ぐとともに、高台に住宅地を造成し、削った土砂で、港湾部の土地を10メートルかさ上げする計画をたてている。造成終了は2016年から17年にかけて。住宅建設はその後のこと▼仮住まいの状態を脱するまで6、7年かかるとは、あまりに厳しい。防潮堤の建設より、仮住まいを脱する施策を優先してとそんな声の高まりもあるようだ。力のある人は自力で家を建てる。残される人たちの気力を支えるために、何ができるのか。切実な問い。(け)

入山者の身支度

「どこかで春が生まれてる」とうたわれる山の3月。寒さのうちにも明るさは増し、遠目の山肌もここそこにほほ笑む表情が見られるようになってきた。

ペット産業誘致“不発” 検証・石原市政(上)

 「雇用の創出や地域経済の活性化のため、高度緊急医療に特化した動物病院と、不況知らずといわれるペット関連産業の拠点化を目指します」─。

新しい一歩 公立中学校で卒業式

 梅の香が漂いはじめた13日、桐生市立10校、みどり市立5校の中学校で一斉に卒業式が行われ、義務教育9年間の課程を終えた卒業生が学びやを巣立って新しい一歩を踏み出した。