再び

 連日の真夏日(最高気温30度以上)や猛暑日(同35度以上)で、あいさつの表現も微妙に変わる。例えば「暑いですね」なら「毎日」や「きょうも」を付けたり、「本当に」を付けて強調したり▼前橋地方気象台によると、桐生市で8月に入って30度に達しなかったのはわずか1日だけ。9日から12日までは猛暑日が続き、15、16両日も34・7度、34・6度と四捨五入すれば猛暑日の暑さとなった▼関東の向こう1カ月予報によると、平均気温は高い確率60%。うち1週目は同80%、2週目は同50%、3〜4週目は平年並みか同40%で、向こう1週間はかなり高くなる見込みだから、熱中症には十分注意が必要だ▼一方、降水量は少ない確立が30%、平年並みが40%、高い確立が30%で、前半は少雨が続く見込みとなっている。桐生市の8月の降水量は16日現在48ミリ(平年の25%)で、観測史上4番目に少ない。今後もしばらくはまとまった雨が期待できないとなると再び水不足が懸念される▼既に渡良瀬川の取水制限の要因になっている草木ダムの貯水量が再び低下し始めた。このままだと取水制限が再び引き上げられる公算が大きい。干上がった草木湖を再び拝むことになるのだろうか。(ま)

「絹撚へ行こう!」 近代化遺産を“体感”

絹撚記念館

 郷土資料展示施設として生まれ変わった桐生市近代化遺産「絹撚(けんねん)記念館」を体感する夏休み特別企画「絹撚へ行こう!」が、22日に開催される。小学生を対象に初めて開催するもので、館内で郷土の歴史を学び、外に出ては日本絹撚株式会社の2万平方メートルの敷地を歩くスタンプラリーで広さを実感する。

山野コン出場 桐生拠点の群大GKオールスターズ

群大GKオールスターズ

 学生ビッグバンドジャズの最高峰「山野ビッグ・バンド・ジャズ・コンテスト」(17、18日、埼玉・大宮ソニックシティ)。桐生市を拠点に活動する群馬大学GKオールスターズ(樋山容子代表、20人)が、7年ぶりに予選を通過して本選に出場する。「本選会場に群大の名前を再び掲げられてうれしい」と晴れ舞台を心待ちにしている。

流れに枕す

 気温が高いことを表すとき、一般的には「寒」の対語である「暑」を用いるよう教わってきた。桐生タイムスで参考にしている「用字用語ブック」(時事通信社編)にもそう記されている。ただ、今年の夏を表現するには「熱」の方が適切ではないだろうか。テレビで「猛暑」「酷暑」「炎暑」の文字が躍る毎日。そう思わずにはいられない▼いろいろと読みたい本が手元にあるのだが、こう朝から晩まで暑いと、ページを開く気になかなかなれない。がまんできず、エアコンのスイッチを入れるものの、連日の暑さに体が疲れているためか、眠気が襲ってくる。夏休みの宿題に追われる子どもたちは大変な夏だ▼先日、桐生川の上流で、清流に足を浸しながら、本を読む小学生を取材した。群馬大学理工学部と桐生市、地元産業界などが連携する教育プログラム「未来創生塾」の一環。“下界”より5度以上も気温が低い上、川を渡る風は涼しい。「川の利用というと小水力発電があげられますが、夏は小水力の冷熱の利用をお勧めします」と塾長の宝田恭之教授は話した▼せせらぎの音を聞きながら本を読む。地球だけでなく、猛暑にささくれ立った心にも優しい省エネ策だ。(野)

高齢者の猛暑対策

 記録尽くめの猛暑が続くなかで、先ごろ総務省消防庁が発表した速報値によると、5日から11日の1週間に、熱中症で救急搬送された人が9800人を超え、集計を始めた5月27日以降の累計でも3万9944人となって前年を大幅に上回り、いまも日々記録を更新中という。