一般会計3・7%増444億円 桐生市14年度予算案

 桐生市は13日、2014年度予算案をはじめ、3月議会に提案する議案を示した。14年度の一般会計は前年度比3・7%増の444億円。桐生市の最重要課題である人口減少対策に予算付けを行い、各種事業を展開していく。大規模事業では桐生球場の改修に約6億6500万円、13年度からの4年間で総額約31億円で実施する清掃センターの改修に今年度分として約5億円をつけたのをはじめ、中通り大橋線周辺整備も引き続き実施していく。

拠点作業所、錦二に開設 NPO法人エクアル

 障害者の経済的自立を支援するNPO法人「equ—alle(エクアル)」(高橋俊文理事長)が事業の柱である小型廃家電分解の拠点として、桐生市錦町二丁目に作業所を設けた。知的障害者2人を雇用して作業を始めている。取扱量を増やしながら、養護学校などの実習受け入れや地域との交流連携を図っていきたい考えだ。13日午前、開所式が催された。

楽しむ勇気

 逆境に直面したとき、人はどう立ち向かえばいいか▼「その苦しい状況を、思い切って楽しもう」─。桐生市出身でトレイルランニング(山岳マラソン)の国内第一人者、鏑木毅さんは、母校の新里中で後輩たちにそう語った▼全長160キロ、累積標高差9500メートル、歩けば10日かかる山道をわずか20時間台で駆け抜ける過酷なレース。世界屈指のランナーである鏑木さんでさえ、レース中は「生き地獄」のような苦痛の中、何千回もやめたい、逃げたいと思うという▼そんな極限状態を「楽しい」と思うようにした瞬間ふっと楽になったと語る。「この苦しみを乗り越えたら、どんな苦しみでも耐えられる自信と力になる。逆境は自分が強くなるチャンス、ラッキーだと思って、あえて楽しもう」。そう語る鏑木さんは、サインを求められるとこんな言葉を添える。「楽しむ勇気」▼「鋼鉄の心はいらない。どんな逆境にも折れない、柳のようにしなやかな心をもってほしい」。鏑木さんはこうも語った▼仕事でも受験勉強でも、介護や看護などの場面でも、逃げ出したくなるようなつらさや苦しさに直面することはある。「逆境を楽しむ勇気」と「柳のような心」。前向きに生きるための心得だと思う。(成)

野菜高値 雪で収穫量減る

 記録的な大雪の影響を受け、野菜が値上がりしている。畑の雪が解けず、農家が収穫に入れないためだ。ネギやホウレンソウなど、露地栽培の葉ものを中心に、平年比で3〜5割高、ものによっては2倍の高値に。今週末もまた天気が崩れる予報で、「雪を溶かす雨ならいいが、雪では困る」と、関係者は気をもんでいる。

“全国”のステージへ 桐生高演劇部が初の快挙

 県立桐生高校演劇部が、第49回関東高校演劇研究大会(那須塩原会場)で最優秀賞に輝き、今夏に茨城県で行われる全国大会の出場権を獲得した。初めての快挙に部長の前原拓真さん(2年)は「関東大会も初出場だった。いまでも信じられない」と驚きながら、「せっかくのチャンス。自分たちの持てる力を出し切ってトップを狙いたい」と意気込んでいる。