渇水要注意

 まとまった雨が降らない。桐生市の7月の降水量は16日現在で28・5ミリ。これは平年の6分の1で、1976年以降のアメダス観測史上最も少なかった2004年の53ミリを更新するかもしれない記録的な少雨である▼これに伴い、渡良瀬川上流の草木ダムの貯水量は再び減り続け、17日午前9時現在の貯水率は夏期制限容量の66・9%(満水時の40%)まで低下している。このまままとまった降雨がなければ渡良瀬川の取水制限(現行10%)の強化は避けられまい▼10%取水制限は草木ダムの貯水率が満水時の5割を切ったことから、6月21日から実施されている。貯水状況はその後の降雨で取水制限前の水準に回復したが、7月に入ってからの少雨で再び減り続けているのだ▼この減り方は、都市用水40%、農業用水60%の取水制限で断水や干ばつに見舞われた17年前(1996年)に酷似している。あの時、高台では1週間以上も断水し、給水車が出動して急場をしのいだが、水洗トイレや洗濯機、シャワーが使えず、体調不良を訴える人も出た▼猛暑は一服したが、あす以降は再び最高気温30度以上の日が続く見込みだ。悪夢のような事態が再び起きなければいいのだが。(ま)

3連休、舌戦も過熱 各陣営、相次ぎ桐生入り

 21日の投開票まであと5日に迫った参院選。群馬選挙区(改選数1)の各候補は13〜15日の3連休に相次いで桐生、みどり両市に入り、炎天下の街頭でマイクを握った。連休中を中心に、各候補の桐生地区での動きを追った。

戻れ、きれいな砂浜 「海開き」目指し汗をかく

 桐生・みどり・赤堀地区のガールスカウト(GS)有志15人とリーダー4人が13日、宮城県南三陸町歌津地区の長須賀海水浴場を訪れ、地域の子どもたちや一般のボランティアと一緒に、東日本大震災で被災した砂浜を清掃した。

夏の風物詩

 テレビ朝日系「熱闘甲子園」でキャスターを務めてきた長島三奈さんが今夏で番組を卒業するという。1998年の第80回大会にスタートし、休職した2000年を除き、15回目の夏、第95回記念大会という節目に決意したそうだ▼野球界の大スター長嶋茂雄氏の次女。当初はどうしてもそこに注目が集まった。1999年の第81回大会。記者も桐生第一が全国優勝した際に取材会場で見かけ、「あれが」とつい好奇の目で見てしまった▼それでも地方大会を精力的に取材する真摯(しんし)な姿勢が評価を高めていった長島さん。あの柔らかな語りが聞けなくなるのは残念だ▼今夏、桐生勢は樹徳をのぞく7校が3回戦までに姿を消した。球場では他社の記者から「どうしたんですか桐生勢」と心配の声をかけられている。「こんな年もあるさ」と思っていたが、4回戦に2校以上進出できなかったのは1993年、桐生第一が初優勝をとげた第75回大会以来と判明。その後は5校がベスト16入りした幸せな年もあった。組み合わせもあるが、この20年の方がまれなことだったのかもしれない▼果たして今夏、最後という長島三奈さんに甲子園でお目にかかることはできるだろうか。(野)

夏らしい気持ち

 夏らしい気持ちになれるものがあるとすれば、昼間ならセミのこえを聞いたとき、夜はやはりホタルの光の明滅だろう。