「心の中に希望を」 富弘美術館がメッセージ入りバッグ

 みどり市東町草木の富弘美術館(聖生清重館長)が新商品として、緑色の手提げバッグ「心(バッグ)の中に希望を」を発売する。

標準化を超えて

 宮澤賢治の詩や物語の朗読なら、同郷の長岡輝子さんの盛岡弁がおもしろい。津軽弁も独特で、南部弁や下北弁とも違うという。津軽出身の太宰治の小説を“翻訳”した「走っけろメロス」を聞いてみたいと思っている。ひとくくりにできない、東北の豊穣さ。言葉がそれを象徴する▼上州弁を取り入れた新井高子さんの第3詩集「ベットと織機」(未知谷)は、詩壇(?)から「特異な詩集」と評されているという。桐生市境野町の実家は織物業で、力織機と働く女たちの中で育った原風景が「ジャンガン、ジャンガン」という擬音をまとわせ表現される▼境野小5年生の担任の影響で「文学児童」になったが、桐女ではダンス部で慶応大学に進み東洋史を専攻。「私って何だろう」「自分の居場所をつくろう」と詩作を再開。現在は埼玉大学日本語教育センター准教授で留学生に対する。現代日本、日本語、これでいいのかとの思いがある▼桐生の女たちのことばの強烈な実例として挙げてくれたのが「シミズ」。貧相な音色ゆえの実在感は「シュミーズ」なんて足元にも及ばないと。話者であった母上の影響も大きいのだろう。本紙掲載日がその命日だったというのも奇遇、また縁が結ばれた。(流)

桐生、みどり市長会議 6テーマ一体研究

 桐生、みどり両市長が共通の政策課題などを協議する「市長会議」が16日、みどり市役所笠懸庁舎で開かれた。桐生市の亀山豊文市長とみどり市の石原条市長、両市の副市長と企画部門の部課長らが出席し、これまでの両市の連携状況を確認。その上で、両市の共通課題を一体的に研究するため、六つのテーマを掲げた仮称「桐生・みどりまちづくりビジョン」を新たに設定することで合意した。

笠懸町久宮で全焼火災相次ぐ 住人の男性1人がやけど

 16日夜から17日未明にかけて、みどり市笠懸町久宮で住宅が全焼する火災が2件相次ぎ、住人の男性1人がやけどを負った。県南部に乾燥注意報が発令されており、2件とも火の回りが早かった。桐生署が出火原因を調べている。

米軍機との遭遇

 厳寒下、けなげにもほころび始めた梅の花をいとおしく思いながら撮影を始めた時である。ゴーといういかつい音とともに目の前に現れたのは見覚えのある飛行機だった▼ここ数年、本県など関東の広い範囲で市街地を編隊で低空飛行し、騒音などで市民生活を脅かしている米軍機の一つだ。昨年8月には5機の爆音が桐生市内などにとどろき、本社にも問い合わせが相次いだ▼当時は確証を得られなかったが、10月になって偶然撮影に成功。逆光ながらもそこに写っていた国旗や機体の記号などから在日米軍横田基地の常駐輸送機であることを突き止めた。標高300㍍弱の茶臼山をすれすれに越えていった今回は、南公園にいたおかげで機体のほぼ真横を、順光で撮影することができた。一度ある事は二度ある。その偶然に驚いている▼実はその翌日も遠くからではあるが茶臼山付近を縦列で飛ぶ機影を目撃した。もしかして、茶臼山を含む八王子丘陵を低空飛行訓練の目標地点にしているのか。そして、二度ある事は三度あるかもしれないと、空からの音にさらに敏感になってしまった。しかし、遭遇が度重なると安全・安心なまちづくりにとってもやっかいな問題になりかねない。(ま)