雨乞い

 ようやくまとまった雨が降り農作物や草花などにとっては恵みの雨となった▼前橋地方気象台によると、15日の降水量は桐生市で6月としては観測史上2位の93ミリ。16日も11・5ミリ降り、6月の累計は125ミリと平年(約150ミリ)の8割になった。今月はあと2週間あるから、何とか平年を上回ってほしいものだ▼しかし、15日の雨は局地的なものだったから、記録的な少雨で減り続けていた首都圏の水がめである利根川上流8ダムの貯水量の回復とはならず、8ダムの貯水率は17日午前9時現在で52%台しかない。うち草木ダムの貯水率は54%台とこの時期としては過去最悪で、水不足が危ぶまれている▼こうした中、利根川水系渇水対策連絡協議会幹事会と渡良瀬川利水者懇談会・水利使用調整連絡協議会が17日午後に相次いで開催される。上流ダム群の現状と今後の見通しについて情報を共有、渡良瀬川については今後の水運用に向けて情報・意見交換を行う予定だ▼ダムの貯水量は毎年7月から3カ月間、洪水に備えて夏期制限容量に下げているが既に8ダムの貯水量はそれを大幅に下回っている。今夏もダムは干上がるのだろうか。酷暑と水不足、覚悟していなければ。(ま)

選手らの安全守れ、マウスピース交換期探る

桐一ラグビー部員

 スポーツによる外傷から口腔(こうくう)内外を守り、脳の振動を軽減するマウスピース(マウスガード)。選手の安全を守る同器具の効果的な使い方を探ろうと、群馬大学理工学部(桐生市天神町)と東京歯科大学スポーツ歯学研究室(千葉市)が、桐生第一高校ラグビー部員を“実験台”に共同研究を進めている。約半年間の劣化状況を調べて最適な交換のタイミングを探り、同器具の普及が進むスポーツ界での基準確立を目指す。

なぜ? 水道水白く 広沢などで3カ月続く

くんだばかりの水

 桐生市広沢地区を中心に水道水が白く濁る状態が約3カ月ほど続いている。桐生市水道局では原因究明のため調査を継続しているが、特定には至っていない。ただ、白濁の原因は空気の混入で、「水質センターでも検査しており、安全性は確認できている」と水道局では話している。

市民の理解

 皮膚に気持ち悪い湿気がまとわりつく季節になった。体調を崩している人も多いと聞くのでご用心を▼政府から求められている地方公務員の給与削減で、私が取材の担当をしている桐生市は「地方交付税削減の影響を行政サービスへ転嫁することはできない」として、10月から来年3月までの時限で、給与を削減するための条例改正案を6月定例会の会期中に出す予定だ▼加えて桐生市議会も同様に議員提案、言葉を変えれば自主的に10%削減する条例改正案を出すことで合意した。期間は市職員と同様▼桐生市では交付税減額の影響額は試算で1億8000万円ほど。簡単にいえば、これを給与減額で対処するということだ▼この決断を下してから亀山豊文市長は「桐生市でいえば、職員数削減や手当のカット、給与も減額してきている。国はこうした現状を分かっているのだろうか」と発言していたのを何回か聞いた▼議会の一部からも自分たちの報酬が下がるうんぬんでなく「国がこんなにあからさまに地方に介入してきていいのか。納得できない」という声もある▼ただ最後は「減額しないと市民の理解を得られないだろう」という結論になる。けっこうつらい立場のようである。(ほ)

中小企業の受け皿に 機工連、活性化へ改革

 桐生市内に事業所のある大手製造業で構成していた桐生機械工業連合会(機工連、山口正夫会長)が活性化に向けた改革を進めている。桐生機械金属工業協同組合(機金組)の解散後、機械金属関連の中小企業の受け皿が必要となっているのに対応する。既に会費の見直しなどを済ませており、今年度は委員会の新設やホームページを通じた情報発信、受注支援などを進める。年度末までに100社の到達を目指す。