プロの大事な緊張感

 自分の体を実体より大きく見せて失敗する話は、いろいろな物語に共通する戒めである。結局は間尺に合わない結果になるのだと、いまの大リーグの禁止薬物使用問題の結末も、そうあってほしいと心から思うのだ。

給食センター完成、最新のドライ方式 大間々

大間々給食センター

 みどり市大間々学校給食センターの移転・新築工事が完成し、竣工(しゅんこう)式典が8日午前、同市大間々町大間々の同センターで行われた。床に水が落ちない「ドライ方式」など最新鋭の厨房(ちゅうぼう)設備を誇り、同町内の小・中6校に1日計約1900食を提供するほか、災害対応を想定し最大3000食分の生産能力を完備。8月26日の2学期始業式から給食の提供を始める。

ゾウ2連覇達成、桐生が岡動物園「総選挙」

アジアゾウ

 桐生が岡動物園はこのほど、「第2回どうぶつ総選挙」結果を発表した。ゾウとキリンが他を大きく引き離して1位、2位となり、3位は立候補した動物で唯一鳥類のフクロウが入った。ゾウは貫禄の2連覇、前回4位のキリンは念願の入賞を果たした。

遺されたもの

 それは新潟かも、小倉、あるいは京都だったかもしれない。68年前の夏、広島と長崎に相次いで投下された原子爆弾。被爆死者たちには罪どころか何の理由もなく、ただその日その時そこにいたから犠牲になったということだ▼映画「ひろしま」が東京の岩波ホールで上映されている。広島の平和記念資料館に納められている遺品を写真家石内都さんが撮影、その作品がカナダに渡り、先住民の巨大なトーテムポールがある人類学博物館で展覧会が開かれた。被爆の事実に初めて向き合う人びとのまなざし、つぶやき。美しさと静けさのなかに、痛ましさ理不尽さが研ぎ澄まされる▼リンダ・ホーグランド監督は日本に生まれ、山口と愛媛の公立小中学校を出た米国人だ。「原爆を落とした国の人間」。きれいな日本語を話し日本の文化を熟知する彼女だからこそ、罪の意識を持ち続けてきたという。悲惨な過去ではなくこれからを生きるための、映画制作なのだ▼リンダ監督が撮影を開始したのは一昨年3月、東日本大震災の直後である。福島の原発事故は「核の平和利用」「絶対安全」という神話からの解放を突きつけた。過ちを繰り返すのが人間、だから問い、表現し続けねばならない。(流)

雄日芝

 7日は二十四節気の一つ「立秋」。暦の上では秋に入る日で、秋の気配が現れてくるころとされるが、まだまだ秋とは名ばかりの残暑厳しい日が続く。気象庁の週間天気予報によると、関東は高気圧に覆われ、前橋の最高気温は11日まで35度以上の猛暑日が続く見込みで、引き続き熱中症などに注意をと呼び掛けている▼この夏、散歩コースを変えた。どこかで聞いたことがあるようなフレーズの、アスファルトから緑道へ。ところが、犬と連れ立って歩く足元の雑草が気になり始めた。伸びるのが早く、まさに日増しだ。中でも繁殖力が旺盛なのはイネ科で株立ちするオヒシバ。踏まれても踏まれても起き上がる、夏の雑草の王様である▼思い立ったが吉日、休日に鎌で草刈りをした。わずか200メートルほどだが、別名チカラグサと呼ばれる手ごわい相手。草刈りというより稲刈りだ。声を掛けてくれる人もいて頑張ってはみたが道半ばで音を上げてしまった。しばらくして家庭用の電動草刈り機で再挑戦した。が、強靭な株立ちに歯が立たず、結局、鎌に頼ってなんとかゴールした▼達成感に浸ったのもつかの間。けさ、再び伸びた草刈りに汗をかいた。改めて、雑草ってたくましいなあ。(ま)