桐生発3Dプリンター 国産初の量産型で起爆剤に

坂口さん

 3次元データを樹脂で立体出力する3Dプリンターは、ものづくりを大きく変えるといわれる。米国製が席巻する中、国産初の本格的量産機として市販が予定される機器は、桐生市出身の坂口信貴さん(39)が企画し、製造も市内という「メードイン桐生」のプリンターだ。製品の販売にとどまらず、地域発の中小製造業の振興や人材育成も視野に入れている。

きりゅう映画祭が閉幕 グランプリに「フルスイング」

斉藤雄基監督

 短編映画祭「きりゅう映画祭」(桐生青年会議所主催)は6日、桐生市市民文化会館シルクホールで2日目が開催され、閉幕した。「きりゅうアワード」のグランプリが発表されたほか、映画祭のために今年撮影された「ある夜」「男爵花嫁」の2作品を上映した。

使って生かす

 桐生市本町一・二丁目と天満宮地区が桐生新町重要伝統的建造物群保存地区に選定されて1年。明治30年代の地図を見ていると、「製織町」の盛時の様子が浮かんでくる。町ぐるみで働き暮らし学び憩い遊び、伸び行く勢いが機音に乗って響いてくるようだ▼色繻子、丸志め繻子、綿々繻子、観光繻子、曲馬繻子、蛇の目繻子、喜久繻子、桐姫繻子、黒観光繻子、丸満繻子、やま満繻子、高砂繻子、蝶繻子、日の出繻子、恵比壽繻子。繻子の織元だけでも一・二丁目でこんなに競い合うようにある。曲馬と蝶の違いや如何に▼頭にタオルを巻いて下駄履きで、異色の存在だった市役所職員がいた。故伊藤晋祐さん。埋蔵文化財が専門だが、国の重要文化財明治館に喫茶室を開業するなど、地上の文化財は使ってこそ生きることを示した。そして有鄰館の活用や絹撚記念館の取得、数多くの登録有形文化財。文化庁にも直談判の心意気だった▼20年来の悲願の重伝建選定を、県内関係者がその墓に報告したのは昨年の盆前だ。直会で「化けて出ないように」と冗談めかして献杯したが、その志を生かさねばと思う。桐生祇園の無形の記録を残すべく、共に歩いた暑い夏の記憶がよみがえる。(流)

球児の夏、開幕 入場行進堂々と

 第95回全国高校野球選手権記念群馬大会が6日午前、前橋市の敷島球場で開幕した。開会式では、昨夏の優勝校の高崎商業高校を先頭に入場行進。桐生勢8校も、蒸し暑さを吹き飛ばすように堂々とした行進を見せた。

きりゅう映画祭、開幕

 短編映画祭として3年目を迎えた「きりゅう映画祭」(桐生青年会議所主催)が5日、桐生市市民文化会館スカイホールで開幕した。初日の5日は映像作品を一般公募した「きりゅうアワード」の審査通過作品を上映し、審査委員長を務めた映画監督の犬童一心さん(53)へのインタビューも催された。